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2019年 03月 02日 ( 1 )   

半世界   

おとといの(木曜日)のこと。

冷たい雨が降り、真冬のような寒い日だった。

午前中は国領で朗読の勉強(注:存続の危機にあり(>_<))
午後は府中で映画を観た。


府中で映画を観るのは実に久しぶり。

地元調布に映画館ができてからはすっかり足が遠のいていた。

わざわざ府中まで足を運んだのは、観たい映画が調布の映画館では上映されていないから。

                 「半世界」

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山と海に囲まれた、とある
地方都市。

そこで生まれ育った3人の物語でである。

主人公・(稲垣吾郎)は、炭焼き職人39歳。

中にある炭焼き窯で備長炭を製炭している。

父親の代からの仕事だが、深く考えて継いだわけではない。あえていうなら、「公務員になれ」という父親に反発したかっただけだ。

の中学生になる息子・明は、同級生たちからイジメを受けていた。

その話を妻(池脇千鶴)から聞かされても、「そんなことあるわけないだろう」と、の息子への関心は薄い。

友人の光彦(渋川清彦)は、実家の自動車販売店で働く気のいい男。

口は悪いが、の家族を気にかけていた。

ある日、同級生だった瑛介(長谷川博己)が突然帰郷する。

瑛介は、自衛官を辞め、妻子と別れ、親が亡くなって廃屋同然となった実家に戻ってきた。

心を閉ざし深い闇を抱えているかのよう。彼に、いったいなにがあったのだろう。

終盤、素朴に淡々と生きていたに突然の不幸が襲いかかる。

あまりにも唐突。映画とはいえ、ビックリである。


「半世界」とは、どういう意味なのだろう。

瑛介に、「お前は世間を知らない」という場面がある。

確かに炭焼き職人を継いだは、狭い世界で生きていた。

一方瑛介は、どんな世界を見たのか。

PKO海外派遣によるPDSDで部下が死んだ。

瑛介はいう。その責任は自分にあると。

自分たちにも責任はあるんじゃないかと、はいう。

あぁ、その通りかもしれない。


陰影のある役が、長谷川博己にピッタリはまっていた。

まぁ、吾郎ちゃんの炭焼き職人もカッコよかったけど(;^ω^)

地味だけど、いい映画だった。


by masayama-chan | 2019-03-02 13:35 | 映画三昧 | Comments(3)