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2019年 05月 09日 ( 1 )   

「12か月の未来図」   

昨日、大手町のY新聞社へ講演を聞きに出かけた。

その帰り、神保町の「岩波ホール」で映画を観た。

上映中の作品は、「12か月の未来図」

心温まる、とてもいい映画だった。

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主人公のフランソワ・フーコーは、パリの名門高校で国語を教えるベテラン教師。

一年の任期でパリ郊外の教育困難中学へ赴任することとなった。

これまで難関校のエリートたちを相手にしていたフーコーだが一転、移民、貧困、学力低下といった問題を抱える生徒たちと向き合うこととなる。

騒々しく、反抗的で、学ぶ意欲などない生徒。

「クラスの半分は役立たずだ」と、教育への熱意を失っている同僚教師。

問題を起こした生徒を退学処分に追いやる学校(中学校なのに!)

だが、フーコー先生は生徒と真剣に向き合い、見限らない、あきらめない。

望んで赴任したわけではないが、学ぶ価値のない生徒など、どこにもいないのだ。

フーコー先生の授業を受けるうち、生徒たちも少しづつ変わり始める。

たぶん彼らは知ったのだ。学ぶことは楽しいことだと。

ラスト、問題児だった生徒セドゥの言葉に、胸が熱くなった。


既視感があった。

高校生のころに観た「いつも心に太陽を」を思い出した。

荒れた高校に赴任した青年教師の話だった。

教師役は、若き日のシドニー・ポワチエ。

当時仲のよかった友だちが彼の大ファンで、階段を一段置きに駆け降りる姿が素敵だと熱く語っていたっけ。

彼女は今どうしているだろう。

話がそれましたね(;^ω^)


エンドロールには、懐かしい曲が流れた。

メリー・ホプキンの「悲しき天使」

哀愁を帯びた曲調が、余韻を深めた。



地下鉄の改札を出て、岩波ホールへ向かう途中の階段。
階段を上がるとき、ちょっとワクワクしますね。

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by masayama-chan | 2019-05-09 20:04 | 映画三昧 | Comments(6)