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送り火   

今日の夕方、実家へ行って「送り火」を炊いた。

おととい「迎え火」を炊いたときもそうだったが、あいにくの梅雨空。

今年は、お盆の感じがちっともしない。



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2年前、墓じまいして、浜松の菩提寺にあった父の骨を、実家の目と鼻の先にある霊廟に移した。

「近いから、お父さん、すぐ帰れるね」と母。

う~ん、そういうことなのかなぁ~。



母が夕飯を用意してくれていたので、久々にごちそうになった。

92歳の母に用意してもらうのは申し訳ないのだが、断るのはもっと悪いものね。


# by masayama-chan | 2019-07-15 20:11 | Comments(0)

「松方コレクション展」   

火曜日、上野の国立西洋美術館で開催中の「松方コレクション展」を観に出かけた。
夏休み前の平日がチャンスだと思って出かけたが、そこそこ混んでいた。
とはいっても、ゆっくり鑑賞できないような混み具合ではない。


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そもそも国立西洋美術館は、松方コレクションを保管展示するために設立された美術館である。
1959年に開館して60年。60周年を記念して開催された。

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コレクションの主・松方幸次郎は、
神戸の川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長に、30歳で就任した実業家である(それにしても30歳とはね。若!)

彼は日本に美術館を作りたいという強い思いから、1910年代~1920年代にかけロンドンやパリなどヨーローッパ各地で美術品を買い求めた。
その数3000点以上!とも……。


だが、美術館設立は順風満帆にはいかない。
松方コレクションは時代の波に翻弄され、数奇な運命をたどることとなる。

1927年、世界恐慌の影響で造船所は経営破綻。
日本に到着していた作品1000点ほどは、売却により散逸。
ロンドンの倉庫に保管されていた約900点は、倉庫の火災で焼失。
パリに残された約400点は、第二次世界大戦末期にフランス政府に接収。


戦後、フランスから
375点が返還され、1959年に設立された西洋美術館に収集された。
松方コレクションは、やっと安住の地を得たのである。



ところで、松方幸次郎は当時の日本人としては長身で、恰幅がいい。
若いころの写真は、そこそこハンサムでもある。


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親交のあった睡蓮の巨匠・モネと葉巻片手に談笑する写真。

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西洋人に引けを取らないこの外見があってこそ、松方はパリやロンドンの画家&画商たちと臆せずに渡り合えたのではないか。

小柄な私は、そう推測する(;^ω^)



モネ、マネ、マティス、クールベ、ドガ、ムンク、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ
……。

     ルノワール、帽子の女

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溜息の出そうなコレクション群だが、なにより松方幸次郎という人間の大きさに圧倒された展覧会だった。

晩年は不遇のようだったが(?たぶん)、彼が夢見た美術館の設立を草葉の陰でさぞ喜んでいたことだろう。




お土産に買ったクリアホルダー(モネ・睡蓮)と、マグネット(ゴッホ・アルルの寝室)

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ちなみに「アルルの寝室」は、フランス政府が返還を拒否した作品20点のうちの一つ。
悔しいからマグネットを買った
(^^;)


<PS>
そういえば、先日「損保ジャパン日本興亜美術館」で鑑賞したドービニーの作品も展示されていた。
やはり海岸の絵だった。


# by masayama-chan | 2019-07-12 14:27 | Comments(2)

プレゼント♪   

日曜日のお誕生日会で、たくさんプレゼントをもらった。


娘からは、瀟洒なセンス。

はて?、どんな場面で使えばいいやら(^^;)

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Tラからは、水色の髪飾りとカード。

自分のお小遣いで買えるものを探したそうだ(感涙)

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思いがけず、ばぁばからも。

かわいいネコのノートと、付箋紙。

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お婿さんと、にぃにからは花束。

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そして、夫からは
……。

はて?これは、何でしょう?チョコレート?

まさかね。

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なんと、左利き用のナイフでした!

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みんな、ありがとう~♪
すてきな誕生日になりました!!








# by masayama-chan | 2019-07-09 20:57 | Comments(5)

合同お誕生日会   

長女の誕生日が71日、私は76日。

「一緒にお誕生日会をしない?」と誘われて、七夕の昨日、長女の家で○○歳の誕生日を一緒に祝ってもらった。

お料理は、ばぁば(お婿さんのお母さま)が、すべて引き受けてくれたみたい。

いつものことだけど(^^;)


夏野菜のサラダ。素揚げしてある。

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手前は、「いぶりがっこ」にクリームチーズを挟んだもの。ばぁばが考案。

ビールにもワインにも、よく合う。

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鮎の一夜干し。身がふふふわだ。

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豆腐のグラタン。

娘の好物らしい。

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他にも、天ぷらや、手作りシュウマイなど、次から次へと出てきて、お腹が苦しくなった。


とはいえ、〆はやはりケーキでしょ。

Tラが選んだというケーキ。

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私は、これにしようか迷ったけど……。

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結局、コーヒーゼリーにした。

娘に、「やっぱりね」と言われた。

ほろ苦くて大人の味だ。

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昼の2時過ぎから始めて夜
8時過ぎまで、ダラダラと飲んだり、食べたり、ゲームをしたり、とても楽しいひとときを過ごした~♪

たくさんごちそうになった上、帰りには素敵な花束をもらった。

みんな、ありがとね~~

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# by masayama-chan | 2019-07-08 16:39 | Comments(3)

言わないことの大切さ   

昨年の春からNHK学園の通信講座で、短歌を受講している。

今日送られてきた季刊誌「短歌春秋」に私の歌が載った。

といっても秀作だからではなく、紙上添削の例題として載ったのである。


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紙上添削の講師は、「言わないことの大切さ」を指摘する。

「作者が感じたこと、思ったことをそのまま言ってしまうと、一首に膨らみがなくなってしまう。読者に想像を働かせる余地がなくなってしまう」

つまり、「言わないことで読者の想像を膨らませる」と説く。

「読者の種々の読みの中で、どれが作者の意図したとおりの答えか、といったことにはほとんど意味がありません。多くの解釈、鑑賞を許容する幅の広さを持った歌こそ、いい短歌ではないのでしょうか」

気持ちをストレートに詠むのではなく、一歩手前で引く。

う~ん、難しい。


そういえば、一番上の評価「A゜」(5段階評価の5)を、先日初めてもらえた。

小笠原旅行を詠ったものだ。

幾つになっても、「5」の評価は嬉しいものよ~~


# by masayama-chan | 2019-07-06 21:15 | Comments(4)

「泣くな赤鬼」   

先週の木曜日(27日)、地元の映画館で「泣くな赤鬼」を観た。

原作は重松清の同名小説。


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主人公・小渕隆(堤真一)は高校教師。

かつて勤務した城南工業野球部監督時代には、日焼けした赤い顔と鬼のような熱血指導から、「赤鬼」と呼ばれた。

甲子園出場を目前にしながらも、あと一歩というところで夢は叶わず。

それから10年の月日が流れ、進学校に勤務する今は、野球部監督としての情熱をすっかり失っていた。

ある日、健診で訪れた病院で、かつての教え子・齋藤智之(柳楽優弥)と再会する。

チームメイトからゴルゴと呼ばれた智之は、野球の才能に恵まれながらも、赤鬼に反発して野球部を辞め、ほどなく学校も中退した。

現在は結婚して子供もいるゴルゴ。

幸せな暮らしを手に入れたはずだったのに、末期ガンで余命半年との宣告を受ける。

ゴルゴの最後の望みは、「もう一度野球がしたい」

その望みをなんとか叶えてあげたいと、赤鬼は奔走する。

ゴルゴに期待するゆえ厳しく接した赤鬼と、赤鬼の指導を素直に受け入れられず挫折した球児ゴルゴ。

ゴルゴの命の終わりに、ふたりの関係は再生する。

泣く準備は十分できていたはずのに、なぜか思ったほど泣けなかった。

重松清の「これでもか」という企みが透けて見えてしまったからか(^^;)

それでも、ゴルゴのライバルだったチームメイトの和田がグラウンドに姿を現した場面には、グッときた。



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実はこの日、素敵な出来事があった。

観終わってロビーにいたとき、とても上品そうな女性から「マサさんですか」と声をかけられたのだ。

「???」と、戸惑う私……。怪訝な表情をしていたと思う(すみません)

初対面ながら、私のブログを読んでくださっている方とのこと。

「いつもブログを拝見させていただいてます」の言葉に、「まぁ、ありがとうございます」と舞い上がってしまった。

こんな偶然の出会いがあるなんて、感激!!


# by masayama-chan | 2019-06-30 19:34 | Comments(4)

じゃがいも掘り   

今日は、農協(JAマインズ)主催の恒例行事・「じゃがいも掘り」の日だった。

あいにく、朝から雨。
「順延かなぁ」と思いつつ、JAに電話すると、「行います!お待ちしています!」と、若者(たぶん)の明るく元気な声が返ってきた。

収穫する畑は毎年決まっている。

昨年は不作で、他の畑でとれたものを渡されたが、今年は豊作のもよう。

とはいえ、掘るのは大変であります。
ズルして収穫してあったものをもらってきた(^^;)


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3
年前。

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4年前。

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先日、知人からサクランボが届いた。

71日の長女の誕生日に合わせて、毎年贈られてくる。

長女が幼い時からなので、もう30年以上も続いている。

サクランボを喜んで食べた季節は、もうとっくに過ぎたのに……。

これはロマンだ、と思う。

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# by masayama-chan | 2019-06-29 15:36 | Comments(2)

「ドービニー展」   

昨日、新宿の「損保ジャパン日本興亜美術館」で開催中の「ドービニー展」を観に出かけた。



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シャルル=フランソワ・ドービニーは、
19世紀フランスを代表する風景画家。

初期から晩年までの作品役60点と、親交のあったコローやクールベ、息子のカールなどの作品約20点が展示されている。


「ブドウの収穫」 1863年頃 

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「オワーズ湖畔」 
1865年頃

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「ボッタン号」 
1869年頃 

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ドービニーは、船で航行しながら水辺の情景を数多く描き、「水の画家」とも呼ばれる。

アトリエである船の名は「ボタン号」

そして、2代目が「ボッタン号」

可愛い名前で、なんだか笑える(^^)

ドービニーの描く絵は静謐で心が落ち着く。

ゴッホやモネなど印象派の画家たちに大きな影響を与えたという。

なのに、同時代の似たような作風(?に私には思える)のコローやクールベに比べて、あまり有名でないのはなぜだろう。



おみやげのマグネットと、ついでに買ったクリアファイル。

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マグネットは美術展に行くと買って、冷蔵庫の扉にコレクションしている。

しかーし、よく見ると、なんとコローの絵だった!「地中海沿岸の思い出」。
「ドービニー展」に行ったのに。アチャ。

私としたことが、ウカツでした"(-""-)"


# by masayama-chan | 2019-06-26 19:57 | Comments(4)

最近読んだ本   

だいぶ前に図書館に予約した本が、どどどっと一気に順番が回ってきた。



    「平場の月」 

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「病院だったんだ。昼過ぎだったんだ」

病院の売店で再会した中学時代の同級生のふたり。50歳。

もう若くはない男と女の、王道ともいえる恋愛小説だ。

ラスト3ページ、哀しみが胸にじわじわと押し寄せて涙があふれた。

本を読んで泣いたのは久々な気がする。

ここ数年に読んだ本の中で、一番よかった。

何度も言う。しみじみといい小説だった。



平行して読んだ、「そして、バトンは渡された」と「ひと」

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「そして、バトンは渡された」

母親を事故で早くに失くし、血の繋がらない親の間を渡り歩いて4回も名字が変わった女の子の話である。

森宮優子、
17歳。現在は、3番目の父親・森宮壮介との2人暮らし。

37歳の壮介は、東大卒で一流企業勤務。

最初、17歳の女子高生と37歳の男との間に何かあるのかと疑った(^^;)

だが、予想(?期待?)に反して、壮介はちょっと変わってはいるもののフツーにいい父親で、優子を立派に嫁に出すのである。

巷の評判はいいようだが、私にはとてもつまらなかった"(-""-)"

母親を失くしたのは確かに不幸だが、親となった人たちは誰もがすごい善人。
出来過ぎたストーリーで、しらける。

少女漫画か!

この本は今年の「本屋大賞」を受賞した。

感動も共感もできないのは、私が歳をとりすぎてイジワルだからでしょう(^^;)



「ひと」

両親を亡くして大学を辞めざるを得なかった20歳の青年の話である。

ひとりぼっちになった彼を明日へと導いたのは、一個のコロッケだった……。

「そして、バトンは……」と同じ範疇の小説といえなくもないが、けなげに堅実にまっすぐに生きる青年の姿がすがすがしかった。




こちらは、未読。

返却期限までに時間がない!

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# by masayama-chan | 2019-06-24 20:03 | Comments(4)

「空母いぶき」   

先週の日曜日、地元の映画館で「空母いぶき」を観た。

予定外だったが、雨でゴルフが中止となった夫が観たいというので、付き合うことにした。

私好みの映画では全くなさそうだったが、西島さんと佐々木蔵之介が出演しているので、観てもいいかなぁと……。



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20XX年。近未来の話である。

日本最南端沖で国籍不明の漁船が発砲を開始。領土の一部を占領して、海上保安庁の隊員を拘束する。

未曾有の事態発生の中、政府は航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心に護衛艦群を現場へ派遣。そこで、激しい戦闘が繰り広げられる。

「いぶき」の艦長・秋津に西島秀俊、副長・新波に佐々木蔵之介。

2人は、防衛大学校の同期でありライバルでもある。

秋津は航空自衛隊のパイロット出身。新波は海上自衛隊の生え抜きだ。

互いの主張は異なりときに衝突もするが、国民の命と平和を守ろうとする強い思いは同じはずだ。

海上自衛隊の生え抜きでありながら、航空自衛隊出身の艦長(それも同期!)の下に甘んじなければならない新波の心中を、私は思いやった。

複雑な胸の内はおくびにも出さず、副長の立場を遂行する佐々木蔵之介がカッコよかった。

西島さんは、そこにいるだけでカッコイイ(^^)


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国籍不明の漁船の後ろにいるのは某国だと思ったが、そうでもなさそうな結末だった。
はて?

隣国に気を遣うあまり、焦点がぼけてしまった気がしないでもない。

原作は人気コミック。実写ではそこまで描けないという忖度?があったのか、なかったのか。


追)

総理役に佐藤浩市、コンビニの店長に中井貴一。

佐藤浩市の垂水総理は決断力に乏しくチョイ情けない役どころに見えたが、ラストに至っては「この総理でよかったかも……」

国のトップは、熱くなりすぎないことが大事だ。

中井貴一演じるノーテンキなコンビニ店長は、緊迫するシーンの多い中、さしずめ道化役といったところ。

でも、記者役の小倉久寛の方がコンビニ店長っぽくないか?

それにしても、西島秀俊、佐々木蔵之介、佐藤浩市に中井貴一と、なんとも贅沢な映画だったこと(^^)


# by masayama-chan | 2019-06-20 18:56 | 映画三昧 | Comments(2)